Edo periodの漢方医は、理解している……
研究会
江戸時代後期の漢方医は、臨床に強い印象がある。
やはり、それは経方の構造を理解しているからだろう。
正珍、深斎、榕堂などのメンバーである。
そこで、一つの具体例を示してみたい。
『註解傷寒論』
32条 太陽與陽明「合病」者 必自下痢 葛根湯主之
36条 太陽與陽明「合病 」喘而胸満者 不可下 宜麻黄湯主之
172条 太陽與少陽「合病 」自下痢者 與黄芩湯
など…..
陽病には、「合病」がある。
しかし、陰病においては「合病」の記載が無い。
この疑問に対して、現代の漢方医は明確な答えを
用意していない。
Edo periodの漢方医は、理解しているのである。
そこで、現代の我々にヒントを提示してくれている。
そのヒント 「表裏内外」のモノサシを使えと…
なるほど、これで….
陰病において「合病」が存在しない事が分かる。
ある方がおしゃった、
傷寒論のレッスンは「素読」であると。
全面的に否定する。
内容の構造的理解なくして、
傷寒論を素読しても、
全く意味がない。
素読とは、お経を読むように、
内容など理解せずに、
唱える事である。
これから傷寒論を学ぼうとしてる方へ、
時間の無駄にならないように、
傷寒論のレッスンは、
よーーく吟味して、
講義を受けて頂きたい。
戸田一成
代官山 東京
