冷え性+喘息 下痢 痛み 生理痛:漢方コラージュ代官山
コラム
冷え性でお困りの方が
漢方治療を受けるケースは、
非常に多いと思われる。
内科や婦人科にて冷え性を訴えれば、
ほぼ保険適応の漢方方剤が処方される。
漢方を専門としている、
漢方内科や漢方薬局に比べ、
安価であり診察も簡素であり、
それなりのメリットがあると思う。
T社のマニュアルに沿って
チャート式になったものから、
方剤を選択するので、
クオリティーはそれなりである。
☆漢方を専門としている医師・薬剤師を
どのようにして見極めるのか?
煎じ漢方を自在に操ることができる。
ここ判断材料として良いと思う。
漢方を日々勉強していくと、
極める世界にたどり着く。
そこはもう保険適応のエキス製剤では、
限界を感じ更なる領域を求めると、
煎じ漢方に行き着くのである。
では、冷え性の漢方治療の
何が意外と難しいのか?
☆意外と難しい冷え性の治療
単純に冷えているのだから、
身体が温まる漢方薬を服用すれば
良いのではないか?
その通りなのですが…
実際においては、ほとんどの方が
冷える事から波及した症状があるのです。
☆カラダが冷える+症状とは?
基本、カラダが冷えてる
+冷たい空気を吸い込むと咳や喘息となる。
+少し冷えた飲み物や果物を食べると
下痢が起こる。
または、悪心や嘔吐となる。
または、差し込むような腹痛となる。
+特に背中が冷える。
+足先が冷えて、ジンジンする。
+痛みがでる。
+生理になると、更にひえる。
または、生理痛が強くなる。
このように臨床の実際では、
単独の冷え性はほぼ無く、
冷え性+波及した症状を
伴うのである。
そして腕の良い医師・薬剤師の
見極めとして、
必ず冷えて部位を触れて確認する。
何故か?
冷えを訴えても、触れてみると
あまり冷えて無いこともある。
これは、脳がそのように感じて
るのである。
冷え性+α症状を「可視化」しての治療は
意外と難しいのである。
漢方コラージュ代官山
漢方研究会 コラージュ
戸田一成