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漢方処方における「一味の去加」の重要性|吉益東洞の症例に学ぶ
研究会
▪️漢方処方において、一味の去加が明暗を分ける事がよくある。 たかが一味、されど一味。ここに気づいて、感じる事ができるまでに、どれだけの時間がかかるか。感性のアンテナのようでもあり、誰でもが到達できるわけではない。 江戸時代...
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陥りがちな古典学習の「落とし穴」
研究会
▪️漢方を学ぶ上で古典は欠かせませんが、そのまま臨床に結びつくわけではありません。今回は陥りがちな2つの「落とし穴」について解説を試みる。 例えば、『傷寒論』・『金匱要略』を読む。中国伝統医学で言えば、『脾胃論』(李東垣)や『景...
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Edo periodの漢方医は、理解している……
研究会
江戸時代後期の漢方医は、臨床に強い印象がある。やはり、それは経方の構造を理解しているからだろう。正珍、深斎、榕堂などのメンバーである。 そこで、一つの具体例を示してみたい。 『註解傷寒論』32条 太陽與陽明「合病」者 必自下痢...
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可能性は余白にある
研究会
☆漢方臨床においての行き詰まり 漢方内科・漢方薬局を開業して数年が経つと多くの方は、臨床に行き詰まります。 そこで、このような話を聞いた事があります。kくんが開業して4年が経った頃、うまくいかない症例について、先輩に相談をしたそう...
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『未来をつくる言葉』ドミニク・チェン著
研究会
☆ドミニク・チェン早稲田大学文化構想学部教授専攻:学際情報学1981年生まれ フランス国籍日仏英のトリリンガル ☆本書を読み終えて… これは、正しく漢方における古典の理解に繋がる文脈と思えた。 本書の副題として「わかりあえなさ...
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「感性を磨く必要があります」フレンチシェフの言葉
研究会
『未来につなぐフランス料理』ル・スプートニク 高橋雄二郎著から引用してみる ※抜粋「誰かが新しい技術を見出し、別の誰かがその技術を応用して、また新しい技術を開拓していく。フランス料理は、斬新なおいしさを追い求める料理人たちの情熱のリレ...
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桂枝茯苓丸:処方名の不思議???
研究会
一般的に桂枝茯苓丸は、何に使うのか? このような問いに対して、子宮筋腫に使うと言う答えが、多いのではないだろうか? 中医学においては、子宮筋腫を瘀血と捉える。そこで瘀血を解消する手立てとして、化瘀の薬物として、桃仁・牡丹皮...
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ファーストリテ代表取締役社長柳井正の言葉
研究会
ユニクロとして有名なファーストリテイリング。株式上場以来、2024.8月期において3兆円を初めて突破。それを記念して、東京・六本木ミッドタウンにて代表取締役社長・柳井正氏の基調講演が催された。以下、継承略。そこからの抜粋である。 ユニクロ...
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寒熱を捨てる勇気を持てと….Y漢方医
研究会
江戸時代の中期、パッと現れたY漢方医。江戸初期から続いた、中国伝統医学をバッサリと否定します。そして、京都において一世を風靡します。 ☆「寒熱」というモノサシを捨てろとなぜか?本草書は、ウソだと言う。 例えば、『本草備用』...
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『傷寒論』 もはや 昭和の時代の素読は時間の無駄です
研究会
昭和の時代、『傷寒論』の学習方法は素読でした。 『注解傷寒論』で言えば、1条~381条までお経のように読みあうのです。その時代のお寿司屋さんの修行と似ています。お寿司屋に修行に入りますと、10年間洗い場の仕事をしてからでないと、お寿司を握...
