☆遥かに遠い5%
研究会
日本で一番小さな漢方勉強会
Lab collage
そこには全国各地から若者が集う
もはや限界を超えているのかもしれない
◆レクチャーの一コマ
まだ30を過ぎたばかりのPくんに
質問をしてみた….
ボクらが一生懸命に学習して
実際の臨床において
それなりの結果が出せるようになった
とする
ボクらは
頑張ったとしても70%ぐらいなんだよと
では
昭和の漢方界の巨匠・大塚敬節先生
(以下敬称略)はどのくらいだろうか?
Pくんに質問した
Pくんは少し考えて95%ぐらいかなと
ボクは言う 75 %だよと
Pくんは なんだその差はたったの5%かと
◆たったの5%の差
大塚の症例より
知人の病院の医師より往診依頼を受ける
主訴:高熱が下がらない
「病室に入ると、熱気と臭気を感じる。
肌に触れて汗と熱の有無、
そして脈を診て腹を確認する。
舌を見ながら、口渇から口乾の程度を計る。
そして2便を伺う。
大塚は経方に照らし合わせて
一点の矛盾を衝く
そこで出した処方は、茯苓甘草湯。
服用後、少しの時間をおいて
熱が下がり始め
漢方における治療は終了となる。」
大塚は試されたのある
見るべき矛盾は たったの一点
ここが見えるのか?
そこが 遥かに遠い5%なのである
この5%を極めるために
Lab collageのレッスンがある
何のために漢方を仕事として
やっているのかと聞かれれば?
その答えは明確である
お困りの方からの
とても楽になりましたの一言が
何よりもの生きがいになる
「遥かに遠い5%」
そのためのレッスンが今日も続く…..
lab collage
漢方研究会 コラージュ
戸田一成
代官山 東京