研究会

漢方内科・漢方薬局:独立開業するために…..:漢方コラージュ代官山

研究会

☆漢方で独立開業するために必要な事

 

全国どこの病院やクリニックを受診しても

保険で漢方処方が服用できる時代です。

わざわざ自費を払ってまで、

漢方内科・漢方薬局に来られる方が

どれだけいらっしゃると思いますか?

 

答えは、ほんの一握りなんです。

 

それでも漢方専門で開業したいと

思う医師・薬剤師は多いですね。

 

☆どのようにすれば、成り立つのか?

 

先ほども述べましたが、保険で漢方処方が

服用できる現在、それでも自費を払ってでも

漢方専門に来られる方がいる、

その理由….

 

まず、医師のほとんどは漢方治療のための

教育を受けていない。

現代医学の中で西洋薬と同じ位置づけで

漢方処方を用いている。

そこには漢方の考え方は存在しません。

ですから、あまり効いていないのです。

そこで漢方の考え方を身につけた医師・薬剤師に、

患者さんが来られる流れがあるのです。

 

医学的な検査をしても特に異常が見つからず、

だけれども辛い症状がある方は大勢いいます。

ですが、自費を払ってまで漢方内科・漢方薬局に

足を運ぶ方はほんの一握りなのです。

 

しかし、世の中には患者を呼べる

漢方を専門とした医師・薬剤師が

いると言う事です。

そして、収入もしっかりと取れる。

しかし、このような医師・薬剤師も

ほんのひと握りなのです。

 

漢方処方の保険適応が広まっていない

昭和の時代は自由診療の医院・薬局も

成り立ちました。

しかし、全国どこでも保険で漢方処方が

服用できる現在…..

それでも成り立つ漢方内科・漢方薬局に

共通する事は、治すスキルを身につけて

いるからなのです。

 

☆治すスキルを身につけるには?

 

これは簡単な事ではありません。

戦略を持たなければ、到達できません。

 

まず、皆さん勉強会を選びます。

 

メーカー系の勉強会

有名講師が在籍する会

中国人講師が在籍する会

などなど…..

 

そして流派

中医学

古方

一貫堂

朴庵系

などなど…..

 

それぞれにメリットとデメリットが

あります。

 

個々のケースにつきまして、

詳細にHPにおいて述べてしまいますと、

問題が生じてしまいます。

 

そこで、差し支えない範囲でお話しします。

まずメーカー系の単発な講義は

受けてもあまり意味はない。

例えば、アトピー性皮膚炎の治し方とか

喘息の漢方治療と言ったもの。

そして、方剤の解説。

月に1方剤を年に10回で10方剤学べます。

このような勉強会も意味がないのです。

 

なぜか?

方剤の勉強をする以前に、

患者さんの病態をどのように見立てるのか?

まず、患者さんを漢方的に理解が出来ないと、

方剤をいくら勉強しても全く意味がありません。

 

以前にこのような方剤を学ぶ勉強会に

4年通った方が、

コラージュに参加されました。

症例の問題を解いて頂きましたが白紙でした。

全く患者さんの病態を理解するトレーニングを

受けて無かったのです。

 

何が必要なのか?

それは、患者さんの病態を把握するための

基礎学習です。

漢方の解剖学・生理学・病理学・診断学

このよな漢方の基礎をしっかりと

カリキュラムに組み込まれている勉強会が

良いと言えるでしょう。

 

あともう一つ。

勉強会に若い方が多く参加している

勉強会はオススメです。

なぜか?

 

以前、心臓血管外科医の友達に聞いた話です。

若い外科医は、常に今最も腕の良い外科医を

探していると…..

例えば、静岡県立がんセンターの肝・胆・膵外科。

日本でトップクラスの手術件数実績のある

上坂克彦医師のもとには若い外科医が

多く集まっているとの事です。

当然、腕の良い外科医には患者さんも集まり

ますが、若い外科医も集まるのです。

それは、技術を学ぶためです。

 

オススメの勉強会とは、

基礎的な学習がしっかりしている。

テーマごとにレッスンが進んでいきますが、

常に臨床にリンクしている。

こことても重要になります。

学習のための勉強会も実際あります。

知識が増える事と臨床に強くなる事とは、

別物とお考え下さい。

そして、勉強会に参加されている方が

若い方が多い。

先ほどの腕の良い外科医には、若い外科医も

患者さんも集まるのです。

 

勉強会を選ぶ目を持つと言うことです。

 

漢方研究会 コラージュ

kampo lab collage

戸田一成

代官山 東京

Lab collage(漢方研究会)

 

 

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