漢方研究会 コラージュ:若い医師・薬剤師の方へ:勉強会の見分け方?について
研究会
漢方の勉強会もいろいろあります。
若い方は、悩むと思います。
そこで、判断のよりどころについて
話してみたいと思います。
☆色をみる
どの業界にもそれぞれの個性があります。
漢方業界もある意味独特な感じを受けます。
以前、銀座で開業されている内科の女性医師
の方とお話をする機会がありました。
その方は、漢方業界に対してあまり良い
イメージを持たれていないようでした。
それは、何回かメーカーの講習会に参加
されて感じたことのようです。
漢方業界を色に例えるなら「ねずみ色」
と表現されました。
私が「グレー」ではないのですね?
とお聞きすると、
違います「ねずみ色」なのですと。
これ以上の詳細な説明は、失礼があると
いけませんので、差し控えますが、、、
この表現は、的を得てます。
あなたが参加した勉強会の色が「ねずみ色」
と感じたならば、あまりオススメできません。
「グレー」と感じたならば、発展性のある
勉強会の可能性が高いでしょう。
(詳細についてお聞きになりたい方は、
メールでお尋ね下さい。)
☆眠くなる
一言でいうと勉強会に活気があるのか?
これに尽きます。
基礎的な学習は単調なことでもあるし、
あまり面白くないかもしれません。
特に終始、文献考証学に明け暮れる
勉強会は面白くなく、眠くなります。
古典の抜粋の資料が配られて、読み方
と解釈に拘ります。
必然と眠くなります。
現にそのような勉強会は存在します。
活気がある勉強会とは、ヒリヒリする
ような緊張感があります。
古典の文献を使いますが、それが現代に
おいてどのように臨床にリンクするのか?
このような勉強会は、眠くなるヒマがありません。
☆ライブ感がない
講師による一方通行の授業は単調です。
これでは、臨床が上手くなる若手を
育てる事は難しいでしょう。
枠にとらわれない、そして創造性の
あるレッスンには、ライブ感があります。
講師との間で活発な意見の交換が行われる
勉強会は特にオススメします。
臨床に強くなりたいならば、このような
ディスカッション形式の勉強会を選ぶべきです。
これら三つの視点
・カラーは大事
・眠くなるようではダメ
・ライブ感がある
こらから勉強会を探す方、
参考にしてみてください。
漢方研究会 コラージュ
Lab collage
戸田一成
代官山 東京