コラム

更年期障害:ほてり 多汗 イライラ 不安:漢方コラージュ代官山

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更年期障害

更年期とは、

卵巣機能が減退し始めて、

消失する時期をいいます。

一般的には、閉経の前後の5年間になります。

この間に、のぼせ・多汗などの血管運動症状などと、

イライラ・怒りっぽい・気分の落ち込み・不安感

などの精神的症状が現れる事を、

更年期症状といいます。

 

そして、これらの症状が日常生活に影響を

及ぼす状態が更年期障害になります。

 

更年期障害の治療には、婦人科において

HRT(ホルモン補充療法)と漢方処方が

2大治療法と言えます。

 

このような更年期障害に対して、

定番の漢方処方が加味逍遙散です。

しかし、効いた方と効かない方のなぜ?

についても考えて行きたいと思います。

 

更年期障害の漢方治療

 

①血管運動症状が優位の場合

 

症状としては、「のぼせ・多汗」となります。

顔がのぼせ、頭から汗が滴り落ちます。

漢方ではこの状態を「熱」と考えて

熱を冷まします。

そこで、加味逍遙散となります。

しかし…効く方と効かない方がいる?

 

この「熱」には素体が関係してきます。

素体、すなわちカラダが充実してる方、

このタイプの「熱」を実熱と考えます。

この場合は、加味逍遙散が効きます。

 

ところが素体、カラダがパワー不足で

虚している方の、「のぼせ・多汗」は実熱が

原因ではありません。

ですから、加味逍遙散では効きません。

 

虚している方の「のぼせ・多汗」については、

『傷寒論』という書籍に記載があります。

 

この違いは、胃気(食べる意欲・食量)や

筋肉量、そして脈・舌診により判断します。

 

このように「のぼせ・多汗」という症状も、

見極めが必要になるのです。

 

②精神症状が優位の場合

 

精神症状を大きく2つに分けます。

陽性ーイライラ 怒る

陰性ー気分の落ち込み 憂鬱 不安

涙もろい 不眠 絶望感

 

加味逍遙散が効く精神症状は、陽性の

場合になります。

ですから、陰性症状の方が加味逍遙散を

服用しても効かないのです。

 

陰性症状が優位の場合の治療法は、

『金匱要略』という書籍に記載が

あります。

 

このように素体の充実度の強弱や

精神症状の現れ方によって、

的確に判断をする必要があるのです。

 

是非、

漢方を専門としている医師・薬剤師に

相談されてみて下さい。

 

 

漢方 コラージュ 代官山

漢方研究会 コラージュ

戸田一成

代官山 東京

女性に特化した漢方

 

 

 

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