研究会

Lab collage 面接時、こんな傷寒論の問題が出ました②

研究会

Lab collageでは、お互いのミスマッチを

防ぐ意味からも面接を行っております。

また、事前学習をして頂くために、

その方のレベルを把握することから、

問題を解いてもらっております。

 

漢方薬局に勤務する30代半ばのAさん

が面接に来られました。

傷寒論の解説書を何冊も読まれている

そうです。

 

そこで以下のような問題を出しました。

傷寒論

1.「太陽之為病、脈浮、頭項強痛、而悪寒。」

2.「陽明之為病、胃家実也。」

3.「少陽之病、口苦、咽乾、目眩也。」

これらは、陽病の大綱である。

では、それぞれに問題を出します。

 

1.「太陽之為病、脈浮、頭項強痛、而悪寒。」

太陽病とは、脈が浮いて、頭項がこわばり痛み、

そしてゾクゾクと悪寒がする。

とあります。

現代の我々ですと、風邪を引いて学校や会社を

休むときは、「発熱」の有無が重要になります。

熱がないと、なかなか休むことは難しいです。

では、傷寒論において「而悪寒」の後に

なぜ「発熱」を入れないのか?

ここ張仲景の意図を感じます。

 

2.「陽明之為病、胃家実也。」

この条文は、そのまんまで問題ありませんね。

 

3.「少陽之病、口苦、咽乾、目眩也。」

少陽病と言えば柴胡剤になり、小柴胡湯

から始まります。

小柴胡湯の基本病症は、

「往来寒熱、胸脇苦満、

黙々不欲食、心煩喜嘔」

この四つになります。

そうしますと、

「少陽之病、口苦、咽乾、目眩也。」

この条文とリンクしないように思います。

ここをどのように考えますか?

 

Aさんには、このような問題を出しました。

このような問題は想定していなっかたようで、

Lab collageに興味をもたれたようです。

 

今回の問題は、傷寒論の骨格が理解

できていないと、解けない問題に

なります。

 

漢方研究会 コラージュ

漢方 コラージュ 代官山

戸田一成

Kampo lab collage(漢方研究会)

 

 

 

 

 

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