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漢方研究会 コラージュ『傷寒論』:もはや 昭和の時代の素読は時間の無駄です 

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昭和の時代、漢方研究会の『傷寒論』の

学習方法は素読でした。

『注解傷寒論』で言えば、1条~381条まで

お経のように読みあうのです。

その時代のお寿司屋さんの修行と

似ています。

お寿司屋に修行に入りますと、10年間

洗い場の仕事をしてからでないと、

お寿司を握らせてもらえませんでした。

ただ単に根性を鍛えることだったのでしょう。

今の時代、もはやこの様な事では、若い方が

集まりません。

まず根性を鍛える時代は終わりました。

漢方研究会の『傷寒論』の学習も同じです。

素読をしても意味がありません。

『傷寒論』はまず陰陽で読むのです。

そこに、表裏内外の位置としての解釈を

加えることによって、構造的に理解を

する事が重要なのです。

様々な漢方研究会のが存在しますが、

学習方法も時代とともに変化する必要が

あります。

古典だからと言って、全て正しいとは

限らないのです。

先ほど述べた「傷寒論の構造を理解する」

事のメリットとしては、現代において

多くの方が悩んでおられる病症の解消に

とても役に立つからなのです。

例えば、現代の女性に圧倒的に多い気象病。

今から1800年前に書かれたと言われて

いる『傷寒論』。当時は気圧などという

言葉はありませんでした。

ところが傷寒論の構造を理解して行きますと、

気圧と言う言葉は使っていませんが、

理解していたと思われます。

気象病は、気圧が下がり湿度が上昇する

条件が揃いますと、頭痛・目まい・浮腫み

などの病症が現れます。

傷寒論の構造を理解して、現代の気象病に

応用する事によって病症を軽減させることが、

できるのです。

今、漢方研究会に求められてる事は、

現実の臨床で効かせる事ができるのか?

ここの一点と漢方研究会・コラージュでは

考えています。

知識を学ぶための漢方研究会は、これからの

若い医師・薬剤師には過去のものなのです。

 

『傷寒論』は陰陽で読めと言われるが、

具体的にどのように読めばよいのか?

このような質問を受けることがあります。

では、具体的に見ていきましょう。

 

『注解傷寒論』13条で説明します。

「太陽病 頭痛発熱 汗出悪風者 桂枝湯主之」

「頭痛発熱」-陽の病症

「汗出悪風」-陰の病症

このようにみますと、13条には陽と陰の病症が

両方あることが分かります。

そして、桂枝湯之を主るになります。

結果、桂枝湯は陰陽両虚に対応する方剤です。

桂枝湯の組成をみてみますと、

桂枝ー生姜ー炙甘草 この流れが陽

芍薬ー大棗ー炙甘草 この流れが陰

とても分かりやすいですね。

13条の解釈は陰陽での理解になりますので、

平面の解釈になります。

条文によって、陰陽に表裏内外の位置が

組み込まれますと立体的になります。

『傷寒論』の構造を理解するとは、

このようなことになります。

 

若い医師・薬剤師を対象に『傷寒論』の

構造を理解する漢方研究会を行っております。

ご興味のある方はご連絡下さいませ。

 

漢方研究会 コラージュ 代官山 東京

 

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